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2014年1月28日火曜日

モンテッソーリ教育は、リーダーを育てる教育だという話

 先日ネットで見つけた記事です。

 …以下引用…

次の人々の共通点は何でしょう?

・ラリー・ページとセルゲイ・ブリン(Google創業者)
・ジェフ・ベゾス(Amazon創業者)
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)
・ジミー・ウェールズ(Wikipedia創業者)
・P.F.ドラッカー(経営学者)
・バラク・オバマ(米国大統領)
・クリントン夫妻(元米国大統領と国務長官)
・ジョージ・クルーニー(俳優)

(中略)
 その彼らが同じ教育プログラム、それも幼児・初等教育プログラムの出身者です。
 私は確信しました。この教育プログラムのどこかに「人間の才能を開花させる重要な鍵」があるとしか考えられない、と。この教育プログラムは、「モンテッソーリ教育」というものでした。

 …引用終わり…

 モンテッソーリ教育によって培われた自律(主体的に行動する力)と、集中力がこうした人達の能力の根底にある、というのが著者の主張です。
 (引用元「トップ1%だけが実践している集中力メソッド」
http://www.itmedia.co.jp/keywords/no1_concentration.html )

 私のブログは「モンテッソーリ教育の理論を知ってると楽に子育てできるよ!」というページなので、積極的にその方向の話はしません。とはいえ、モンテッソーリ教育の方法論が、リーダーを育てるのに向いているという説には納得できます。

 リーダーには、何をするかを決定し、それをやりぬく意志の強さが求められます。
 ところが一般の幼児教育は、大人が課題を出し、子供はそれをこなすだけ、という形式であることが多いのです。こうした教育は計算や語学などの能力をつける上では有利かもしれません。しかし、子供が自分で決めて行動する「意志」を育てることに向いているとは言えないでしょう。
 大学に入って目標を見失ってしまう若者の例もありますね。
 三つ子の魂百までというなら、自ら決めて行動する生活をしてきたモンテッソーリ教育の出身者が、リーダーに向いていても、おかしくないのです。

 リーダーになることはさておいて。
 私は、自分の子供にたった一つのことだけを期待しています。それは「自分が好きなこと、楽しいと思うことを明確に知る」ことです。
 学力をはじめとした高い能力があれば、人が羨むような成功コースを歩むことはできるかもしれません。しかし、その先に自分の幸せがあるかどうかはわかりません。自分にとって何が楽しいか、何が幸せな生活か、決められるのは自分だけ。私は、それを判断するためにモンテッソーリ教育の方法が適していると考えています。

 リーダー性であるか、自分らしい幸せであるか。願うところは人によって違うでしょう。しかし、モンテッソーリ教育が、その方法の一つであることは間違いありません。