能力は生まれつき決まっていて、変わらないとする考え方。
能力は努力や経験で伸ばすことができるとする考え方。
■生まれつきと考える人、努力や経験と考える人
能力は生まれつき決まっていると考える人たちを、ドゥエックは「こちこちマインドセット」と呼んでいます。
この人達にとっては「現在の能力」が、そのまま持って生まれた能力の全てを表すことになります。したがって、能力が低く見えることを恐れ、難しいことを避けて通る傾向があるとのこと。
また、自分の能力を高く見せたいと、虚勢を張るのも、こうした考えをもつ人に多いとしています。
能力は伸ばせると考える人たちを「しなやかマインドセット」と呼んでいます。
この種の人達にとっては、現在の能力は成長の過程を表すに過ぎません。難しい課題も、自分の能力を測る物差しではなく、成長の材料になるのです。
■「努力や経験」と考える人は伸びる!
追跡調査をすると、能力は変えられると信じている人のほうが、長期的に見て高い能力を示すといいます。
能力は生まれつきだと思っている人は、現在の能力が可能性の全てと信じているので、努力で伸ばそうという意欲が薄いのです。「今、できないんだから、ずっとできないんだ」と、すぐに諦めてしまうわけ。
逆に、能力は努力次第で伸びると考えている人は、努力しながら能力を育てられるということ。
子供に「能力は変わるのだ、練習や経験で伸びるのだ」という「しなやかマインドセット」を持たせてやれたら、大きな財産になるでしょうね。
■反省…
この話、子育てよりも自分自身のこれまでを振り返って、身にしみるところが大きいです。典型的な「こちこちマインドセット」で、「自分は運動神経が悪い、絵は絶対に描けない、泳ぎも上手くならない」と思い込んで、大人になりましたから。
しかし大人になってから運動してみたら、そこそこ身体が動くようになってきました。絵も時々描いているうちに、ゆっくりですが上達しますし、子供に付き合ってプールに行っているうちに水泳についてもいろいろわかってきました(すべて「当社比」ですけど)。
思い込みで諦めていた部分が、本当に大きかったのです。子供には、そんな思いはさせたくありません。
無理に努力を勧めはしませんが「能力は持っているものではなく、伸ばすもの」という考えだけは教えておきたいと思っています。
子供が「◯◯ができない!」と言ったときには「今はできない」「今は練習が足りない」と言い直させてみたり。ささやかなことではありますが…。
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