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2014年8月6日水曜日

伸びると信じるだけで、子供の能力は伸びる

 キャロル・ドゥエックの本「やればできる!の研究」によれば、能力に対する考え方は、大きく分けて二通りになるそうです。
 能力は生まれつき決まっていて、変わらないとする考え方。
 能力は努力や経験で伸ばすことができるとする考え方。

■生まれつきと考える人、努力や経験と考える人

 能力は生まれつき決まっていると考える人たちを、ドゥエックは「こちこちマインドセット」と呼んでいます。
 この人達にとっては「現在の能力」が、そのまま持って生まれた能力の全てを表すことになります。したがって、能力が低く見えることを恐れ、難しいことを避けて通る傾向があるとのこと。
 また、自分の能力を高く見せたいと、虚勢を張るのも、こうした考えをもつ人に多いとしています。

 能力は伸ばせると考える人たちを「しなやかマインドセット」と呼んでいます。
 この種の人達にとっては、現在の能力は成長の過程を表すに過ぎません。難しい課題も、自分の能力を測る物差しではなく、成長の材料になるのです。

■「努力や経験」と考える人は伸びる!

 追跡調査をすると、能力は変えられると信じている人のほうが、長期的に見て高い能力を示すといいます。

 能力は生まれつきだと思っている人は、現在の能力が可能性の全てと信じているので、努力で伸ばそうという意欲が薄いのです。「今、できないんだから、ずっとできないんだ」と、すぐに諦めてしまうわけ。
 逆に、能力は努力次第で伸びると考えている人は、努力しながら能力を育てられるということ。

 子供に「能力は変わるのだ、練習や経験で伸びるのだ」という「しなやかマインドセット」を持たせてやれたら、大きな財産になるでしょうね。

■反省…

 この話、子育てよりも自分自身のこれまでを振り返って、身にしみるところが大きいです。典型的な「こちこちマインドセット」で、「自分は運動神経が悪い、絵は絶対に描けない、泳ぎも上手くならない」と思い込んで、大人になりましたから。

 しかし大人になってから運動してみたら、そこそこ身体が動くようになってきました。絵も時々描いているうちに、ゆっくりですが上達しますし、子供に付き合ってプールに行っているうちに水泳についてもいろいろわかってきました(すべて「当社比」ですけど)。
 思い込みで諦めていた部分が、本当に大きかったのです。子供には、そんな思いはさせたくありません。

 無理に努力を勧めはしませんが「能力は持っているものではなく、伸ばすもの」という考えだけは教えておきたいと思っています。
 子供が「◯◯ができない!」と言ったときには「今はできない」「今は練習が足りない」と言い直させてみたり。ささやかなことではありますが…。


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