リンクユニット上




2015年1月1日木曜日

お年玉、どうしてますか?

 皆様、あけましておめでとうございます。
 今年も、読んでくださる方がいらっしゃると嬉しいです。

 さて、皆様。子供のお正月といえば、お年玉ですね。

 大きすぎる金額を渡して、すぐに無駄遣いされるのは、腹が立ちますよね。といって貯金させても、子供のころの貯金なんて、大人にとっては日常の金額になってしまいます。実質価値が下がってしまうわけで、それもかわいそうに感じます。
 この辺りは、各家庭の価値観が出るところ。

■大人の買いたくないものを買うお金に

 我家の場合は、訓練として自分で管理させます。全額渡して、貯金は原則としてさせません。

 前準備として、三歳の頃から毎週お小遣いを渡していました。その頃の金額は、一日あたり10円。それを貯めて、欲しいものを買うようにと言っていました。この方式、親にとっても便利です。
 子供が欲しがるものの中には、親が買いたくないものもありますよね。すぐ壊れそうな玩具とか、キャラクターの絵がついた風船とか。子供に
「買って!」
 と言われた時、一瞬迷います。

 しかし、小遣いを渡していると、
「お父さんは、それは買いたくない。自分の小遣いで買いなさい」
 の一言で終わり。子供は、欲しいと思えば買いますし、それほどでもないと思えば買いません。欲しくても所持金が足りない時には、
「貯めてから買いなさい」
 と言えばすみます。

 子供にとっては、それが本当に必要かどうかを考える訓練になりますし、我慢の訓練にもなります。

■お年玉を全額渡した結果

 さて、お年玉。
 幼稚園の時、初めてお年玉を全額渡しました。といっても、親戚協定で、一人あたり千円までと決めていたので、一万円はありませんでしたが。

 初回は、やはり舞い上がりましたね。初詣の屋台で風船を買い(ヘリウムが入っていて、浮かぶもの)、ハッカパイプを買い、金魚すくいを何度もやりました。
 その後も、欲しいものを見ては自分の所持金と比べて
「あれ、買えるね」
 と嬉しそうに言い、場合によっては買っていました。あまりに大きな金額の買い物をしようとするときには、
「一週間待ってから買いなさい」
 という指導はしましたが、基本的には自主性に任せて。

 結局、お年玉は夏頃には全部なくなって、そこからはまた一日10円のお小遣いで賄うようになりました。その経験は、本人にとっては貴重なものだったようです。次の年からは、12月まで、お年玉を使いきらずに残すようになりましたから。

 なんでも、失敗しないと覚えないというのなら、お金も一度は使いきって後悔しないと覚えないのでしょう。我が家程度の家庭では、実際に使わせて訓練するのも、ひとつの方法だと思います。

 もっとお金持ちの家では…。それはまあ、別のやり方があるのでしょう。私も使いきって訓練したいものです(笑)。

0 件のコメント:

コメントを投稿