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2014年6月7日土曜日

東大合格者の親が「勉強しろ!」と言わなかったワケ①

 東大生に子供時代を聞いてみるというアンケートがあったそうです。家庭環境も、経済状況も様々な東大生たちの答えの中で、次の2つの項目だけは全員、マルをつけたとか。 ・「お母さんがいつもニコニコしていた」。
・「勉強しろと言われたことはない」。
わが子を「メシが食える大人」に育てる (ファミリー新書)より)  いくらなんでも全員というのは信じがたいのですが、高い割合を占めたのは確かなのでしょう。
 この2つが高い比率を占める理由として、高濱氏は「親が安定していると、子供の気持ちも安定するから」と解釈しています。
 では、安定がどうして学力を上げるのか…。高濱氏は「安定した子供は、チャレンジする意欲が湧いてくる」としていますが、その説明では物足りない感じがします。
 考えているうち、昔学校で習った「マズローの欲求5段階説」を思い出しました。 ■マズローの欲求五段階説とは?  アメリカの学者、マズローは人間の欲求を5段階に分類しました。ざっくり言うと、下の図のような感じ。
 一番下は本能的な「眠い、食べたい」。一番上は「自己実現の欲求」で、「本能 → 人間的な方向」へと五段階に並んでいます。
 なぜピラミッド型になっているかというと、下の欲求が、上の欲求の基盤になっているから。
 例えば、食べるものが無く、眠れもしない状況では、どうやって生活を安定させようか、などと考える余裕がありません。  同じく、猛獣のいるジャングルで道に迷っている状況で「僕の居場所はどこ?誰か僕の話を聞いてよ」ということはないわけです。
 論語の「衣食足りて礼節を知る」ではありませんが、
「下位の欲求が満たされていると、上位の欲求が湧いてくる余裕ができる」
 と考えられています。  この説が「東大合格者のお母さんは勉強しろ、と言わない」と、どう関わってくるのか。  それは次回に。

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